東証一部上場の人事が就職活動について本音を話す

東証一部食品会社で人事をしています!採用側の視点で就職活動について好きな事を書いていきたいと思います。

インターンシップ③(選ぶ際のポイント)

こんにちは。たれたれです。

 

前回は長期と短期の視点でインターンシップを紹介しました。

 

今回は個人的に思う選ぶ際のポイントについて書いていきたいと思います。

 

選ぶポイント①:とりあえず興味のあるやつを応募してみる。

話を聞いていると多くの学生は「何に応募すれば分からない」、「本当にこの企業のインターンシップでいいのか心配」など不安な気持ちを抱えて、実行に移せない人も多くみられます。

しかし、そんな事を考えずにとりあえず興味のあるやつに応募する事が大切です。

就職活動の第一歩は「やってみること」です。

やってみることで、自分の課題や今後の将来など見えてくるものも多いはずです。

 

選ぶポイント②:夏のインターンシップでは複数応募する業界は出来るだけ散らす!

夏の段階では「どのような業界・企業があるのか」はまだ分かっていない学生が多いと思います。そんな時にインターンシップはとても良い企業研究の材料になります。

企業が自ら学生に説明する場を用意する機会はなかなか無いので、この機会に様々な業界を見て業界研究を済ませてしまいましょう!

ちなみに私は金融業界のインターンシップに行って肌に合わない事を感じました笑

 

選ぶポイント③:(できれば)選考(ES・面接)がある企業を受けよう!

夏の内に「企業にESを提出する。」「企業の面接を受けてみる。」という事はとても大切です。

自己分析が終わっていないからESを書けない、面接を受けたくないという方も多いと思いますが、「ほとんどの学生はこの時点で自己分析に自信が無い」ので気にしないでいいです。

今大切なのは、いち早く選考を経験しておくこと

そして選考の厳しさを体験したうえで、危機感を持って対策すること。

企業も夏の時点では結構甘目に採点してくれるので、いい勉強だと思って取り組んでみましょう!

 

ポイント④:社員に同行できる内容

インターンシップ②の記事でも述べましたがインターンシップの多くは会社説明、仕事内容に関するグループワークといった軽い内容のものが多いです。

そんな中、営業マン同行、工場視察といった具体的な社員に同行させてもらえるプログラムには是非参加した方が良いです。

人事側の事情ですが、営業同行や工場視察など「会社の内部に部外者(学生)をいれること」、「他部署(営業部門や製造部門)に依頼すること」を社内で承認をもらうには結構パワーがかかります。

それでもインターンシップの内容に組み込んでいるということは、本当に学生に会社を知ってもらいたいという人事の気持ちも映されていると思うので、是非、参加してみてください。

 

■きょうのまとめ

ポイント①:とりあえず応募!

ポイント②:出来るだけ複数の業界を見てみよう

ポイント③:選考がある企業に応募してみよう

ポイント④:社員に同行できる内容がおすすめ

 

インターンシップ②(長期、短期の使い分け)

こんにちは。たれたれです。

 

前回のインターンシップ①で1dayから複数日の長期のものまであると述べました。

今回は内容も含めて実際はどういうのに参加するべきか書いていきます。

 

■短期(1day)と長期は用途に分けて使い分ける。

1dayは手軽ゆえに、正直内容は薄いです。

なので、インターンシップに初めて参加する人達の入門としてはおすすめです。

内容は、企業に行って業界説明、グループワーク、先輩社員との交流会(質問会)がメインだと思います。

 

長期は3〜4日程度参加するので内容は濃いです。

メーカーだと、1日目に業界説明、グループワーク、2〜3日目に営業同行、工場視察など行い、4日目にまとめのグループワーク、インターンシップ報告書作成などの内容です。

 

長期はもちろんより深くしれる反面、時間も取られますし、実施が限られるので狭き門になります。

 

長期は本当に興味のある業界にしたほうがいいです。

短期は手軽な会社見学も兼ねた業界研究と割り切ってドンドン参加したほうがいいです!

 

インターンシップ後のアンケート、報告書

インターンシップに参加後にアンケート、報告書を書かされる事がほとんどです。

報告書はもちろんですが、アンケートもしっかり書いてください!

アンケートといいつつ、大学名、名前などしっかり書かされます。

 

 

これは本エントリーに備えて、目星そうな人にチェックをつける意味もあるので、インターンシップで疲れてるとは思いますが必ずしっかり書いてください!

 

■きょうのまとめ

ポイント①:短期は初めてのインターンシップ初参加や、手軽に企業研究したい方向け。

長期は志望度の高い企業に利用しよう!

ポイント②:インターンシップ後のアンケートや報告書はしっかり書きましょう!人事はしっかり見ています。

 

インターンシップ①(インターンシップとは?)

こんにちは。たれたれです。

 

今回からインターンシップについて書いていきます。

 

まず、インターンシップ全体の結論から言うと、今の就職活動において、採用に直結する可能性もあるとても重要なイベントなので絶対に参加するようにしてください!!

 

なぜ重要なのかは別の回で説明します。

今回は、まずインターンシップとは何か?について書いていこうと思います。

 

インターンシップとは?

「就業体験を通じ、仕事や企業、業界への理解を深めることができる制度」のこと。

1日で終わる1dayから何日か連続で行う長期ものまで様々です。

 

1dayは企業に足を運んでもらって、業界説明や先輩社員との触れ合い、その企業の商品などについてグループワークすることがほとんどです。

まずは手始めに1dayを1社行くのをお勧めします。

 

慣れてきて、興味があれば長期を1〜2つくらい行きましょう!

長期の場合はより深く仕事体験をさせてもらえるので、深く会社のことを知ることができます!

 

■実施時期は?

インターンシップは主に「夏(7〜8月)と冬(12〜2月)の2回メインで行われます。

夏が1番実施企業が多いため、夏に出来るだけ参加しましょう。夏は深く考えずにとにかくエントリーしてください。

 

冬は時期的にすぐ本エントリー・本選考が控えているので、実質、選考を兼ねているところも多いです。

しかし、上手く使えばESや一次選考免除などする企業もあるので、ある程度行きたい業界に絞って参加しましょう。

 

■募集はどこでやってる?

毎年6月1日にリクナビマイナビなどの就職サイトがインターンシップ用のエントリーの受付を開始します。

まずは、リクナビマイナビなどにエントリーしましょう。ほとんどの企業はどちらかには募集してるはずです。

 

ざっくりですがこんな感じです。

正直3年生の6月にインターンシップのエントリーを開始されても、行きたい業界など決まっていないと思うので、深く考えずに幅広く、業界を散らしてエントリーしてみましょう!

 

■きょうのまとめ

ポイント①:インターンシップは絶対参加するべき

ポイント②:インターンシップ実施時期は主に夏と冬の2回

ポイント③:6月1日のリクナビマイナビなどの就活サイトで応募しよう!

 

 

 

まずは、全体の流れを知ろう!

こんにちは!たれたれです!

 

今回から、就職活動について実際に書いていきたいと思います!

 

まずは全体の流れを把握しましょう!

 

出典:マイナビ

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上の画像はマイナビに掲載されているスケジュールです。

スタートは大学3年生の6月ですね。

この図の流れで基本は問題ありません。

 

しかし・・・

⑤~⑧企業説明会や選考の始まる次期については注意が必要です!

上の図では3月にスタートになっていますが、実際は12月~1月頃からスタートしている企業がほとんどです。(約7~8割)

 

3月からスタートするのはいわゆる「経団連」に所属している企業であり、リクルートなども経団連に所属している関係から、建前上3月スタートとなっていますが、経団連に所属していない企業はスタートしています。

とはいえ、経団連所属企業はほとんど大手・大企業なので、自分の志望企業にあわせて、「いつ選考が始まるのか」スケジュール管理を行う事は必須になってきます!

 

では、エントリーが始まる3月以前に1~2月の情報を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは「夏のインターンシップに参加することです!」

夏のインターンに参加することで、インターンシップ参加者だけに個別に選考に関する情報が送っている企業が多いです。

インターンシップに関しては別の時に説明しようと思います。

 

■きょうのまとめ

ポイント①:まずは採用の流れを確認しよう。

ポイント②:大手・大企業は3月スタートだが、1~2月からスタートの企業も多い。

ポイント③:夏のインターンシップに参加することで、1~2月スタートしている企業の情報を得られたりする。

 

私の経歴

こんばんは!たれたれです!

就職活動の話をする前に、私の簡単な経歴をお話しします!

 

【社会人歴】7年目(30歳)

【会社】東証一部上場食品メーカー

【経歴】地方営業(2年)→人事(4年)

    新卒で入社後、地方で営業を2年していました。

    その後、人事に異動し人事では主に新卒採用、中途採用

    社内研修全般(入社時研修や階層別研修等)を担当。

    1~3年目は実務者として採用・研修業務を行いました。

    4年目は採用活動は後輩のフォローにまわり、新規に社員の異動や勤怠管理も

    行ってます。

 

採用実務ではインターンシップ、選考(説明会、ES~面接)、内定者フォロー、入社式まで一貫して行っていました!

 

それぞれに採用する立場からポイントがあるので、そういった点も踏まえて、ブログに書いていきたいと思います。

         

    

 

就職活動は難しくない

皆さんはじめまして!たれたれと申します!

このブログを読んでる人は就職活動を控えた、もしくは活動中の学生の方が多いと思います!

 

就職活動は間違いなく「人生の転機」だと思うので、そんな方々のお役に立てればと思います。

まず一つだけお伝えしたいのは

 

「就職活動は難しくない!!」ということです。

 

このブログでは、私の知っている限り本音で書いていきたいと思うので、ぜひよろしくお願いします!